八峰町社協では毎年、八森・峰浜両地区において、自治会長及び民生委員の皆様全員より委員になっていただき、地域における福祉課題等の意見交換などを目的とした「福祉懇談会」を開催しており、今年度の会議を、八森地区は平成27年11月20日（金）文化交流センターで、峰浜地区においては、同年12月11日（金）はつらつ苑にて開催いたしました。

 

　会議では、最初に森田会長が、「八峰町の高齢化と少子化の進行が極端であるが、支えられる方々が増えていくというだけでなく、経験と知識と知恵がある元気な高齢者が増えていくととらえて、みんなが生涯現役で地域貢献、社会貢献していければ乗り越えることができるし、そのためには何よりも心と体の健康づくりが重要であり、「一億総活躍社会」ならぬ「地域住民総活躍社会」を実現していくことが大切」とあいさつし、その後協議が行われました。

 

　協議では、はじめに自治会別福祉ネットワーク活動の推進状況を報告し、自治会別に見た要援護世帯の現状と課題について共有し合いました。続いて、今年４月から施行された「生活困窮者自立支援法」の概略と、社協としての今後の対応について説明し、当制度への理解と事業への協力を呼びかけました。

　また、本格的な冬の到来を前にし、要援護世帯に対する除排雪サービスの内容について、質疑応答を交えながら、いざという時の為に確認をし合いました。

　さらに、地域住民が主体的に取り組むサロン活動の一層の拡充を図るため、本年４月から実施している「ふれあい・いきいきサロン助成事業」を積極的に活用していただくよう呼びかけるとともに、各地域で行われているサロン活動の現状と課題について情報交換をしました。

　※「ふれあい・いきいきサロン助成事業」の内容についてはこちら

 

　また、八森地区においては、空席となっていた山崎照雄前会長の後任として、須藤義孝岩館第２自治会長が選任されました。